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腸内細菌を増やす

腸内細菌を増やして身体を健康に。太る腸内細菌と太らない腸内細菌の差があることを知るとダイエットにも効果あり?

免疫力を高める!

私たちは無数の細菌やウイルス、
カビなどが充満しているなかで生きていますが、
だからといっていつも病気にかかっているわけではありません。

 


これは、
細菌やウイルス、
カビなどに対する免疫が、
それらの感染から守っているからです。

 


ですから、
免疫力が低下すると、
さまざまな感染症にかかりゃすくなるため、
健康を保持するには、
いつも免疫力を高めておくことが大切になります。

 


病原微生物は一種の抗原ですが、
体のなかに侵入すると、
マクロファ!ジという細胞が病原体を細胞内にとりこんで、
リンパ球に信号を送ります。

 


一方リンパ球のほうでは、
信号によって刺激を、
つけて細胞分裂がはじまり、
病原体の活動をおさえる物質(抗体)をつくりだします。

 


こうしてつくられた抗体はただちに活動を開始して

病原体を殺してしまいますが、
一部の抗体は病原体の抗原を記憶した細胞となって長く体内にとどまり、
抗原の二回目以降の侵入にそなえます。

 


これが免疫です。

 


海外旅行にでかける前、
感染予防のためコレラの予防接種をすることがあります。

 


あらかじめ微量のコレラ菌の死菌を植えつけて抗体をつくっておくためで、
生体のもつ免疫機構を病気予防に応用した一つの例です。

 


腸内閣はw」うした免疫力を高めるうえでも重要な鍵をにさつています。

 


ビフィズス菌には、
リンパ球やマクロファージなどの働きを活発にする免疫賦活作用があります。

 


このことは数々の動物実験によってたしかめられています。

 


これらの実験から判断すると、
腸内フローラのバランスがビフィズス菌優勢になっていると、
その一部が死んで菌体成分が腸管から版収され、
免疫力を刺激し高めるのではないかと考えられています。

 


逆に免疫力を抑制する有害菌勢力が強くなってくると、
免疫力はさがってきます。

 


健康な人の腸内はビフィズス菌優勢の状態にありますが、
加齢とともにビフィズス菌が減少し、
ウェルシュ菌などの有害菌優勢に傾いてきます。

 


老人が病気になりやすいのも、
こうした腸内フローラの変化による免疫力の低下が一因とも考えられます。

 


長寿地区として知られる桐原のお年よりの腸内には、
ビフィズス菌が東京都の老人ホームのお年よりに比較して多く、
有害菌のウェルシュ菌が少なかったことは、
前にものべたとおりです。

 

 

大腸ガンが増えている?

急増している大揚ガン

私たち日本人の病気による死亡率はています。

 

昭和56年以後

ガンがトップを続け

ガンのなかでは男女ともあいかわらず

胃ガンが一番多いのですが、
近年大腸ガンと乳ガンがふえつづけています。

 

ガンの成因はいろいろありますが、
食生活の影響がもっとも大きいようです。

 

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とくに大腸ガン、
乳ガンの急増は、
高脂肪、
高タンパクの欧米型食事の普及が

影響していると考えられています。

 

高脂肪、
高タンパクの食事が、
なぜ大腸ガンの原因になるのでしょうか。

 

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肉などの動物性食品を多くとると、
一部は消化されないまま大腸に達し、
そこで脂肪やタンパク質が腸内有害菌によってアミン、
硫化水素、
フェノール類、
インドールなどがっくりだされます。

 

ニトロソアミンは発ガン物質ですし、
フェノールはガン促進物質とされています。

 

また、
脂肪を多くとると、
それを消化するために大量の胆汁が分泌されます。

 

この胆汁のなかに胆汁酸がふくまれており、
腸内菌によって、
発ガンを促進する二次胆汁酸にかえられます。

 

さらに最近は、
食物せんいの摂取も以前にくらべてずいぶん少なくなっています。

 

食物せんいが少ないと、
有害な物質が長く腸内にとどまることになり、
悪影響をより強めてしまいます。

 

ところが最近、
発ガン物質である

ニトロソアミンが

ビフィズス菌などの有用菌によって

分解されることが、
イギリスのローランドとグラッソの

試験管内の実験によって明らかにされています。

 

発ガンを予防する

ガン細胞は私たちの体内に発生した有害細胞ですが、
このガン制胞の増殖をおさえるのにからだの免疫力が重要です。

 

ガン制胞は健康な人でも発生しているといわれますが、
それでもガンにかからないのは健康な人では免疫力が強く、
発生のつどガン細胞の増殖をリンパ球や

マクロファージなどがおさえこんでしまうためと

考えられています。

 

腸内にいるビフィズス菌は、
このマクロファージなどのガン攻撃細胞を刺激して、
活性化させる働きがあるのではないかといわれています。

 

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ビフィズス菌が送りだす刺激物質は、
腸壁から般収されてガン攻撃細胞にも伝わって活性化し、
ン細胞の増殖をおさえるのです。

 

ガンは高齢者になるほど発症率が高くなっていますが、
これは加齢とともにビフィズス菌が少なくなり、
有害菌の多い腸内環境になるという

生理的な変化と関係が深いのかもしれません。

 

腸内フローラを

ビフィズス菌最優勢の若々しい状態に保つことは、
ガンに対する免疫能を強化するうえでも

必要なことと思われます。

 

ここに

ビフィズス菌とガン予防についての

動物実験を紹介します。

 

無菌ネズミに有害な三種の腸内菌をくみあわせ投与すると、
肝ガンが100パーセント発生します。

 

ところが、
このくみあわせにビフィズス菌を加えて投与すると、
肝ガンの発生率が50パーセント近く減少しました。

 

このことは、
ビフィズス菌がなんらかの作用で

ガンが発生するのをおさえていると考えられます。

 

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そこでガン予防にとって、
ビフィズス菌とその活力源になるオリゴ糖が

クローズアップされるのです。

 

なんらかの理由で腸内のビフィズス菌が

少なくなっているように思われるときは、
ビフィズス菌とオリゴ糖をいっしょにとるようにし、
腸内フローラのバランスを回復させておきましょう。

 

 

 

善玉菌を増やすためには、この食品で栄養を届ける

薬よりすごいスーパーフード!

 

「日本生まれのこの食品」

をもっと食べなさい!!

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ここで注意したいのは、
お菓子を食べることを罪悪視し、
禁止するだけでは問題は解決されないということ。


甘いものを食べるのはほどほどにすべきですが、
それよりも「善玉菌のエサを増やすこと」が大事だからです。


こうした腸内細菌のエサになる食品は、
生きた菌=プロバイオティクスに対し、
「プレバイオティクス」と呼ばれています。


その代表が、
消化されずに腸内にとどまる糖である

食物繊維であり、
ほかにも、
オリゴ糖、
羅漢果、
アガペーシロップなどがあります。

 


こうした糖を毎日の料理に使うのもいいのですが、
視野を広げると、
もっと手軽に、
もっと強力な恩恵を与えてくれるものがあることに気づきます。

 

それが「日本の発酵食」文化です。

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発酵食品について、
クローズアップしてみましょう。


まず重要なことは、
前述した

「摂取した乳酸菌が腸を刺激し、免疫力を活性化させる」

という点です。


生きた菌、
死んだ菌にかかわらず、
菌を摂取すること自体に意味があるとしたら、
大豆を発酵させた

「味噌」「醤油」「酢」「酒粕」「納豆」、
そして根菜を米糠で発酵させた「糠漬け」なども、
腸にプラスになることがわかります。

 

 


こうした植物の糖を分解する善玉菌は、
「植物乳酸菌」とも呼ばれ、
最近になってようやく注目され始めたため、
ヨーグルトを作り出す

「動物乳酸菌」

ほど研究されているわけではありません。


日本の腸内細菌研究は世界でもトップクラスですが、
乳業メーカーがバックアップしてきた関係もあり、
これまでは乳酸菌と言えば動物乳酸菌、
発酵食品と言えばヨーグルトだったからです。


また、
昧噌も醤油も漬け物も塩分が多くて、
「たくさん食べると塩分の摂りすぎになる」

と言われてきたことも、
日本生まれの発酵食品が遠ざけられてきた要因のlつでしょう。

 

 


医師や栄養士の指導を受け、
昧の薄い昧噌汁を飲んできた人も

少なからずいたはずです。

 


ちなみに、
減塩がどこまで必要かは別途考察しますが、
大事なのは、
食べ物と一緒に運ばれてきた乳酸菌が、
「生きた菌、死んだ菌を問わず、
腸を刺激する可能性がある」

という点です。

 


腸を元気にするには、
植物(野菜、果物、穀類など)と、
発酵食品を日常的に摂取することが大切であり、
そこに「ごはん、昧噌汁、漬け物」

という日本食の組み合わせのすごさと

神髄があるのです。

 


塩分云々より、
発酵レベルの高い食事を

毎日摂ることがまず必要でしょう。

 

 

味噌汁に「ホッとする」

 

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こうした点をおざなりにしたまま、
ヨーグルトをちょっと食べてみたところで、
お腹の調子が劇的に

良くなるとはかぎらないこともわかるはず。


それよりも、
お腹がペこペこの状態で食卓に向かい、
作り立ての昧噌汁をすすった時のことを

思い出してみてください。


ほんの一口だけでも、
お腹がスーッと落ち着き、
気持ちがホッとしたことがありませんか?

 

 

日本人なら、
誰もが感じたことがあるはずです。


この心地よさの正体は、
「生きた菌を腸に届ける」ことを重視するプロバイオティクスの発想では、
なかなかひも解けないでしょう。


現段階では、
科学的にハッキリ検証できないでしょうが、
「乳酸菌に対する腸の反応」が

何らかの形で関与しているのだと推測します。


誰かの理論をもとにするより、
この自分自身のハラの感覚を手がかりにしながら、
毎日の食事を見直していくほうが、
もっと腸は喜んでくれると思いませんか?そしてまた、
昔の日本人が、
「腸の喜ぶ食事を続けてきた『腸脳力民族』であったこと」も、
クッキリと見えてくるでしょう。

 

生命力を高める極意

腸内細菌と免疫の関わりについて補足します。


ここまで腸内細菌について話してきましたが、
彼らが生息しているのは排出を担う

「大腸」のほうです。

 


これに対し、
消化吸収を担っており、
体に必要なものと必要でないものを選り分ける

「小腸」には、
多数の白血球が待機しています。

 

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これまでは、
この白血球ばかりが注目されてきましたが、
最近では、
免疫の働きに、
善玉菌が深く関わっていることがわかってきました。


と言っても、

白血球の働きそのものを

直接助けるわけではありません。

 


腸の内壁には無数のひだがあり、
このひだの表面は絨毛と呼ばれる突起で

ビッシリとおおわれています。


広げるとテニスコート2面分もある膨大なもので、
その壁を構成する細胞の一つ一つから、
異物をキャッチするセンサーが伸びています。

 


このセンサーは

「トール・ライク・レセプター (TLR)」と呼ばれ、
菌やウイルスなどの侵入をキャッチすると、
周囲の細胞に知らせます。


すると細胞は侵入者を退治する物質を分泌するわけです。


食べ物と一緒に運ばれてきた善玉菌(乳酸菌)は、
このレセプターのーつ(TLR2)を刺激して

腸の防御力をアップさせる、
つまり、
腸内の免疫力を活性化させているのです。

 


こうした細胞ーつーつに備わる防御機能は、
「自然免疫」と呼ばれています。


免疫と言うと、
抗体という武器で菌やウイルスをからめとる

白血球の仕事ばかりが注目されますが、
抗体の製造には時聞がかかるため、
できあがるのを待っているだけでは

異物にとても対処しきれません。


そこで、
まずは腸の内壁を構成する細胞が、
自然免疫のセンサーを駆使して初期段階の防御を引き受ける。

 


善玉菌は、
この防御に役立っていると考えられているのです。

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ですから、
細胞のーつーつが元気なら、
自然免疫もしっかり働き、
栄養の取り込み(代謝)も

スムーズに運ぶことがわかります。

 

こうした自然免疫のセンサーは、
細胞分裂を繰り返していた

単細胞生物の時代から備わっていた

原始的な防御機能。


このシンプルな防御機能が

しっかり働いてさえいれば、
進化した以降に新たに備わった

白血球による防御機能

(「獲得免疫」と呼ばれます)は、
あまり頑張る必要がなくなっていきます。


そうなれば、
複雑すぎるゆえに引き起こされてきた

「免疫の誤作動」も減っていくでしょう。


自然免疫力がアップすることで、
アレルギーや自己免痕疾患が

改善する可能性もあるわけです。

 

 


食べてエネルギーを生み出すこと(=代謝)、
異物から身を守ること(=免疫)、
その総和が細胞の生きる力であり、
「生命力」と呼んでもいいものでしょう。


自然免疫も生命力の一部と言えるのです。


では、
この生命力は、
どうやったら高められるのか?

 

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大事なのは、
やはり食事です。


腸がしっかり栄養を取り込んで、
細胞が元気であれば、
自然免疫もスムーズに働きます。


発酵食品を食べることも、
ここにつながってきます。


白血球ばかりに目を向けて、
ワクチンや抗生物質といった医薬品の開発が盛んになると、
逆に、
「食べることで生きている」という

生命活動の実態は見えにくくなってしまいます。


いろいろと述べてきましたが、
まずは

「細胞の生命力=免疫力」と

シンプルに考えてみてください。

 

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腸の免疫力をアップさせることは、
細胞の生命力をアップさせることである。


生命力

それは腸の働きがバロメーターになってきます。

 

 

乳酸菌生産物質を取り入れると老化現象も緩和するってホント?

体内に乳酸菌生産物質を取り入れると

内臓も筋肉も神経細胞も尋免疫機能も、
とにかく細胞という細胞が元気になるという、
実に嬉しい相乗(シナジー)効果を生んでいきます。


細胞がイキイキとよみがえる、
若返るというのは、
体の活力が回復するばかりか、
老化防止にも大いに効力を発揮するということにほかなりません。


言い換えると、
乳酸菌生産物質には、
老化のメカニズムを緩和させる(遅らせる)

働きがあるということです。


論より証拠、

「生源」をつねに摂取している人たちに共通していることは、

皮膚や顔の色ツヤがよく、
表情もイキイキとしています。


もちろん、
内面の気持ちも若々しい。


こういうツャッャ、
イキイキ現象を目の当たりにすると、
内面的な健康が外見的な若さを取り戻してくれるのだ、
ということを思わざるを得ません。


逆のことも考えられます。


もし、
乳酸菌生産物質が体内から減少してしまったとすれば、
間違いなく心身ともに老化現象が促進されるということになるわけです。


そんなこと、
考えるだけでゾッとします。


それにしても、
われわれはなぜ老化現象を起こすのでしょうか。


老化のメカニズムはどのように起きてくるのでしょうか。


最先端の現代医学では、
以下のような原因が考えられています。


①ある一定の年齢期を迎えると体内に老化遺伝子が出現しそれが生体細胞の機能を次第に阻害していく
②体内毒素が長い間に蓄積され、
要所要所のネットワークを少しずつこわしていく
③体内に取吟入れた酸素の一部が活性酸素に生まれ変わって細胞を攻華するようになる
④さまざまなストレスによって、細胞に悪影響が及ぼされるこれらに共通するのは体の細胞が本来の働きを失ってしまうことに起因しているということ。


つまり、
老化の始まりは、
すべて、
細胞の衰えによって引き起こされるということです。


細胞の集合体であるわれわれは、
老化は逃れようがない

宿命と受け取らなければならないというわけです。


しかしながら、
老化を単に宿命と受け止め、
ただただあきらめてしまうのでは、
年を取ってからの健康とか、
心の若さといったものを実感することができなくなってしまいます。


たとえば、
次のような症状が出たら、
体内で確実に老化が始まっていると見て、
間違いありません。

 

  • 肌や皮膚が黒ずんできた
  • 最近、やけに小じわが目立ってきた
  • 体が疲れやすいと感じるようになった
  • 若いころに比べて粘り、持久力がなくなった
  • 階段の上り下りが辛くなった
  • 電車に乗ると座席に座りたいと感じる
  • 酒に弱くなった
  • 食べ物の量が極端に減った
  • 体の無理がきかなくなった
  • 物事への意欲が湧かなくなった

 


それは、
腸内の善玉菌が分泌する乳酸菌生産物質が

明らかに不足していることを知らせる重要なサインでもあるのです。


中高年期になると、
これらのうちのひとつやふたつは

該当するものがあると思います。


いずれも、
人体の細胞が何らかのトラブルを起こしたために、
それまで機能していた体の抵抗力、
免疫機能が衰えたことによる自覚症状なのです。


病気の発生とまではいかないにせよ、
その前段階と考えても間違いありません。


このような老化現象に見舞われた人が、
「仕方がない」とか「なるようにしかならない」などと、
手をこまねいているだけならば、
その老化はいっそう進展するかもしれません。


老化を自覚し、
それに対して何らかの対抗措置を見出す、
少なくとも気持ちでは負けない。


そんな気概で暮らしたいものです。


老化現象を目の当たりにして、
私たちが考えなくてはならないことはただひとつ、

老化を最小限に食い止めるということです。


そのためには、
まず何よりも細胞の働きを回復させなければなりません。


それを可能にしてくれるのが、
体内に十分な乳酸菌生産物質を補給してあげることなのです。

 

乳酸菌で老化を止められる??アンチエイジングを腸内で。

老化現象も緩和するってほんと?

体内に乳酸菌生産物質を取り入れると内臓も筋肉も神経細胞も尋免疫機能も、
とにかく細胞という細胞が元気になるという、
実に嬉しい相乗(シナジー)効果を生んでいきます。


細胞がイキイキとよみがえる、
若返るというのは、
体の活力が回復するばかりか、
老化防止にも大いに効力を発揮するということにほかなりません。


言い換えると、
乳酸菌生産物質には、
老化のメカニズムを緩和させる(遅らせる)働きがあるということです。


論より証拠二生源」をつねに摂取している人たちに共通していることはf皮虐や顔の色ツヤがよく、
表情もイキイキとしています。


もちろん、
内面の気持ちも若々しい。


こういうツャッャ、
イキイキ現象を目の当たりにすると、
内面的な健康が外見的な若さを取り戻してくれるのだ、
ということを思わざるを得ません。


逆のことも考えられます。


もし、
乳酸菌生産物質が体内から減少してしまったとすれば、
間違いなく心身ともに老化現象が促進されるということになるわけです。


そんなこと、
考えるだけでゾッとします。


それにしても、
われわれはなぜ老化現象を起こすのでしょうか。


老化のメカニズムはどのように起きてくるのでしょうか。


最先端の現代医学では、
以下のような原因が考えられています。


①ある一定の年齢期を迎えると体内に老化遺伝子が出現しそれが生体細胞の機能を次第に阻害していく

②体内毒素が長い間に蓄積され、
要所要所のネットワークを少しずつこわしていく

③体内に取吟入れた酸素の一部が活性酸素に生まれ変わって細胞を攻華するようになる

④さまざまなストレスによって、
細胞に悪影響が及ぼされるこれらに共通するのは体の細胞が本来の働きを失ってしまうことに起因しているということ。


つまり、
老化の始まりは、
すべて、
細胞の衰えによって引き起こされるということです。


細胞の集合体であるわれわれは、
老化は逃れようがない宿命と受け取らなければならないというわけです。


しかしながら、
老化を単に宿命と受け止め、
ただただあきらめてしまうのでは、
年を取ってからの健康とか、
心の若さといったものを実感することができなくなってしまいます。


たとえば、
次のような症状が出たら、
体内で確実に老化が始まっていると見て、
間違いありません。


それは、
腸内の善玉菌が分泌する乳酸菌生産物質が明らかに不足していることを知らせる重要なサインでもあるのです。


中高年期になると、
これらのうちのひとつやふたつは該当するものがあると思います。


いずれも、
人体の細胞が何らかのトラブルを起こしたために、
それまで機能していた体の抵抗力、
免疫機能が衰えたことによる自覚症状なのです。


病気の発生とまではいかないにせよ、
その前段階と考えても間違いありません。


このような老化現象に見舞われた人が、
「仕方がない」とか「なるようにしかならない」などと、
手をこまねいているだけならば、
その老化はいっそう進展するかもしれません。


老化を自覚し、
それに対して何らかの対抗措置を見出す、
少なくとも気持ちでは負けない。


そんな気概で暮らしたいものです。


老化現象を目の当たりにして、
私たちが考えなくてはならないことはただひとつ・老化を最小限に食い止めるということです。


そのためには、
まず何よりも細胞の働きを回復させなければなりません。


それを可能にしてくれるのが、
体内に十分な乳酸菌生産物質を補給してあげることなのです。

 

腸内細菌はうつを改善?

腸内細菌は、
幸せ物質と呼ばれる脳内神経伝達物質であるセロトニンやドーバミぜんくたいけつえきのうかんもんンの前駆体を脳まで送り届けることに一役買っています。


脳には血液脳関門という関所があって血液中の物質を簡単に脳へ通さないしくみになっています。


しかし、
乳酸菌がつくった小さな脳内伝達物質の前駆体は、
血液脳関門から神経細胞によって脳に運ばれているのです。


きんぽう友人である中国科学院の金峰教授がブタに腸内細菌を飲ませる研究をしたところ、
いろいろな病気が治り、
肉質がよくなり、
行動も落ち着いてきたそうです。


金峰教授よると、
乳酸菌をはじめとする腸内細菌が、
幸せ物質であるセロト一一ンやドーパミンの前駆体をブタの脳に送り届けたためだとしています。


ブタの気性を安定させて穏やかな気持ちへと導いたのは、
腸内細菌というわけです。


腸内細菌の活躍がブタにも作用するとはおもしろいですね。


私たちの心の健康にも、
幸せ物質は欠かせないのです。


セロトニンはうつ症状の改善や予防に欠かせない物質ですが、
セロトニンはどちらかというと物事が順調に進んでいる時、
ドーバミンは逆境のなかにいたり、
ピンチが訪れた時に力を発揮します。


ドーパミンの場合は性欲や興奮、
わきあがる愛情などにも関係しています。


2000年にノーベル医学生理学賞を受賞したアルビド・カールソン博士はドーパミンを「幸せを記憶する物質」であるとしています。

 

セロトニン効果でストレスに強くなる

ストレスの緩和は、
脳僅内におほるセロトニンの量か増書えることか大切です窪・人間の体内でセロトニンの製造工場の役割を果たすのが腸内細菌なのです。


セロトニンあちらは「がんばろう」というやる気と、
「もうダメだ」という諦めや落ち込みの感情の、
どちらか一方にふれすぎないようにバランスをとって感情を安定させてくれます。


ですからストレスによって自律神経が乱れたり、
うつ状態になった人は、
たんぱく質を多く含む食品を食べたり、
太陽光に当たったり、
規則正しい生活をして、
セロトニンを増やすことが有効です。


ただ、
腸内細菌の量が少なかったり、
腸内のバランスがくずれていれば、
セロトニン製造工場はポンコッも同然です。


人間の体を櫛成する細胞や免疫システムは、
1万年前からほとんど変わっていません。


体によくない菌が入ってきた時に、
「追い出せ!」という指令を出すのは、
じつは脳ではなく腸内のセロトニンです。


腸管を収縮させるのもセロトニンの役割で、
さまざまな役割を担う重要な脳内神経伝達物質なのです。


腸内環境を整えて腸内細菌をたくさん増やす、
正しい食事や生活習慣によって腸内環境を良好な状態に変えていけば、
セロトニンを生成する機能を維持できて、
セロトニン不足が起こることはありません。


セロトニンやドーバミンは、
たんぱく質を構成する物質であるアミノ酸からつくられます。


セロトニントリプトファン
ドーパミンフェニルアラニンというアミノ酸がないと合成できません。


トリプトファンは食物からとることができますが、
ぜんくたいそこからセロトニンの前駆体にするには、
葉酸ナイアシンなどのビタミンが必要です。


この前駆体は、
腸内細菌にしかつくれません。


うつ病にかかっている患者は、
一○○万人を超えたといわれています。


治療には脳内のセロトニンを増やす薬が使われていますが、
副作用で攻撃的な面が出てくることもあります。


なかには薬が合わない人もいるのです。

 

その食べ物は習慣?惰性?

みなさんは、
毎日決まって口にする食べ物、
習慣にしている食べ物ってありますか。


食べると調子がよいから、
カラダによさそうだから、
番組で紹介されていたから、
おいしいから、
なんとなく、
など続ける理由は人それぞれ。


その中で、
じぶんにとって本当に必要なものはどれですか。


いつの間にか、
食べないといけない、
になっている食べ物もけつこうあるのではないでしょうか。


本当に必要なものかを確かめるのに、
毎日食べているものをあえて食べなだせいい、
という方法があります。


じぶんが思う以上に惰性で食べているものって多いんです。


だから一旦断ちます。


食べるのを止めて体調がマイナスに傾くようなら、
じぶんにとって必要なもの。


変わらないまたは調子がよくなったら、
食べなくていいもの。


あえてやらない、
減らすことで変化が出るか、
じぶんのカラダで人体実験です。



「朝食はパンとコーヒーです(だって忙しくて時聞がないから、
仕方ないのよ)」

とお話ししながら

便秘を打ち明ける方もいらっしゃいます。


でも、
当たり前となった習慣の中にこそ、
便秘体質や冷えるカラダをつくる原因や可能性が潜んでいるものです。


この方の場合、
毎朝パンを食べる習慣(という名の惰性)を変えてもらいました。


「絶対にパンを食べないと死んでしまう病」でもない限り(そんな病気はありませんてパンを食べ続ける義務はありません。


ずっと続けているから続いている、
それだけのことです。


パンの代わりに短時間で用意できるものとして、
納豆やシリアル×ヨーグルトへの変更を提案しました。


すると、
数日のうちに便通が改善され、
体調によい兆しと変化が出ました。


排便の回数や質がアップし、
出るものが出て体重もスッと落ちたのです。


「食事の質を変えたら便通と体調がよくなった」これがすべてを物語っています。


この方にとっての朝のパンは、
毎日食べるものではなく、
毎日食べなくてもよいカテゴリーに分類されました。


やってわかることもあれば、
やめてわかることもあるのです。


身の回りにはこういうことが思いのほかあります。


じぶんにとって習慣なのか、
それとも惰性(悪しき習慣) なのか、
本当に必要なものか、
そうじゃないのかは、
一度断ったり、
距離を置くとわかります。


やらないことをやってみて、
やっぱり必要だと感じれば再開し、
ないままで平気だったら、
これを機にやめてしまえばいいってことです。


時間がないと嘆く方の中には、
あまり興味のないテレビドラマを毎週欠かさず見ていたり、
スマホのLINEやゲーム、
携帯やネットで時間を占領されている方も少なくありません。


これらのモノもなくても生きていけます。


これまでなんとなく毎日食べているものや続けていることをいったん止めて、
必要な習慣町悪しき習慣の仕分けをしてみてはいかがでしょう。